YUKUTA YUSUKE

2023年3月5日

初の自主企画「アッチの世界」

来る2023年3月31日に、ワタクシ行田雄介は初めての自主企画ライブを開催します。

タイトルは「アッチの世界」

怪しげなタイトルなんですが、そんな怪しいことはないんです。

少し長くなりますが説明します。面白いので、是非読んでみてください。

音楽。。。

僕はもうかれこれ30年以上音楽と密接に付き合っているようです。よくもまあ飽きずに、、と思うんですが、全然飽きないんですコレが。具体的な理由を挙げ連ねていくと、無数に思い当たってよくわからない事になってくるんで、それらをまとめて蒸留・精製して主成分を再結晶化しました。そしたら発見したんです。僕を音楽から離れられなくさせている主な成分。それは「痺れ」でした。

ライブ会場で人がよく言うじゃないですか。「痺れる~」とか「痺れたー!」とか。アレです。

そもそも「痺れる」と言う状態は、自分にとって危険な状況(過去の知見から予測不能な状況)を知らせるために、自分の内部の反射機能みたいなシステムが作動している状態だと思うんです。今まで保ってきた状態が崩れそうな時とか、なんか自分的にやべー状況に立たされた時とかにおとずれる非日常的な体験なんだと思うんです。それは視点を変えれば、知らなかったことを知るという体験でもあり、それを体験する前と後とでは、ものの考え方・感じ方が変わってしまう可能性がある、かなりパンチの効いた現象だと言えます。例えば、死ぬほど高いところから落ちそうになったら「痺れ」るでしょうし、人生で一度も砂糖を食べた事がない人が初めて砂糖を口にしたら「痺れ」るでしょう。音楽はそんな「痺れ」を、僕の人生に何度ももたらしている。そしてそれは率直に言って僕にとって快感なんです。

じゃあ音楽の何が、人に「痺れ」をもたらすのか。

科学的に言えば、音の周波数だとか、メロディやリズムが人体に及ぼす影響だとか、そう言う説明ができるのかも知れないんだけど、しかしそれは結果の話であって、そもそもなんでそういう周波数やリズムが人を痺れさせるのかという説明はできないんです。ふふふ、だが僕は明確なアンサーを持っている。”答え”を”アンサー”と英語で言えるくらいの自信を持って持っている。ふふふ、聞きたかろう?さあ、アンサーをアンサーしよう。

それはあなたが「アッチの世界」に足を踏み入れかけたからです。

説明しよう。

音楽によって「アッチの世界」の入口に立たされ、その中を覗き込んだ時、固定されていた観念や思い込みなどの崩壊を察知して自身の内部に衝撃(痺れ)が起こります。それは時に”恐れ”であり、時に”安らぎ”であり、体験者が立たされている状況によって様々な表情を見せます。そしてその体験は総じて、変化のスタート地点だと言えます。「え、なに?ここどこ?」突然のパラダイムシフトの眩さに脳天を貫かれて、前進も後退もできずにホワイトアウトの中でただ立ち尽くしている。そんなゾクゾクする状況に立たされたとき人は痺れるのです。はっはっは。

さて、僕の日々の音楽活動の中で、「アッチの世界」の入口に立たせてくれる稀有なアーティストとの出会いが、ごく稀にですが、あります。この先の未来にも多分あると思われます。

僕の完全なる独断と偏見の色眼鏡で見つけた「アッチの世界系アーティスト」をゲストにお呼びして、皆さんを「アッチの世界」の入口までご案内したい、そんな理念を込めてこの企画を立ち上げました。

記念すべき第一回目は、地位も名誉も富も全部捨てて放浪したくなってしまう、そんな世界の入口に立たせてくれる弦楽器奏者「兒玉峻」くんをお呼びします。

兒玉峻

さあ、あなたも「アッチの世界」の入口に立ってみませんか。

そこから先に進むかどうかは、あなた次第です。

行田

(上記の文章全てにおいて、科学的根拠はありません。筆者の思いつきであり、出鱈目である可能性があります)

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